「応援したい会社」プロジェクト

社会に必要とされる「応援したい会社」と「働くことで成長したい若者」をつなぐ。

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「応援したい会社」訪問記Vol.11 【株式会社ブロックス】(前篇)~映像で日本を元気にする。~

ブロックスさん訪問記

3000人の社会人から教えてもらった「応援したい会社」のなかから、「この会社に話をきいてみたいな!」と
メンバーが感じた会社を訪問しています。

「応援したい会社」11社目は、人の心に響く「映像」の可能性を活かして、人が生き生きと働く元気な組織づくりを応援するブロックスさんです。DO IT! シリーズ等の映像教材で“知る人ぞ知る”会社を発掘しています。
(働く喜びと意欲を高めるビデオの紹介は http://www.doit-fun.jp/ )

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<基本情報>
会社名   株式会社ブロックス
所在地   東京都新宿区
設立    1993年10月13日
従業員数  18名
事業内容  映像メディア事業、個別映像制作事業、経営セミナー企画・運営、社内イベントの企画・運営
URL    http://www.blocks-net.co.jp/

<「応援したい」会社情報(アンケートの結果情報)>
この会社の良さ 
「人のため、日本のためになるような仕事をしている。社員一人ひとりキラキラと輝いている」

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<訪問記(2012年11月13日)>

新宿の東京オフィスにお伺いし、代表の西川敬一さんにお話をお伺いしてきました。立命館アジア太平洋大学の玉山しずかさんと明治学院大学の福本優さん、プロジェクトメンバーの與良、宮崎で訪問してきました。

「私たちは映像で日本を元気にします」というスローガンを掲げているブロックスさん。新宿の商店街から一歩入ったところに、コンクリート打ちっ放しの瀟洒な建物があります。ここかな・・と不安な気持ちを持ちつつ、エレベーターから出ると、3階の入り口に素敵な案内が待っていました。

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先日ブロックスさん主催の「日本を元気にするセミナー」に参加したとき驚いたことの一つが、こうした小さな「思いやり」です。簡単なようで中々できないのが、共感を生むこのような演出なのではないでしょうか。

ほっこりした気持ちを持ちつつ開放的なオフィスに入り、社員のみなさんに温かく迎えていただきました。会社訪問というよりも、大家族のご家庭にお邪魔したような雰囲気です。

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西川社長は、約19年前にブロックスを起業しました。もともと働いていた社員研修に使う映像媒体をつくる会社がバブル崩壊のタイミングで倒産し、なぜ正しいことをやっているのに会社が潰れるのか、疑問を持ったそうです。西川さんは、その時30歳でした。会社で働いていた仲間12名で少しずつお金を出し合ってつくった会社が、いまのブロックスだそうです。

正しいことってなんですか?と聞いてみたところ、「やらせなし」の取材をする、「おもしろい」ビデオしか作らない、という明快な答えが返ってきました。これは簡単なようで、とてもハードルが高いことだと感じました。社員教育などで制作する映像は、何らかの落としどころを準備し、そのためのシナリオに沿った映像を当てはめていく作り方が一般的です。そうしないと、限られた時間・予算内にお客様の要望にあった映像が作りにくいからです。

「たぶん、ややこしい会社だと思われていますよ」

それでも西川さんは「おもしろくないものはやらない」という作り方にとことんこだわります。お客様と意見がぶつかることもよくあるそうです。一般的な映像の作り方ではなく、やらせなし・シナリオなしで「感情が動く瞬間」を撮ろうとするのがブロックス流です。とても時間がかかります。それでも「おもしろくないものはやらない」と言い切るところに、西川さんのこだわりを強く感じました。

加えて西川さんは、仕組み・仕掛けではなく、感情・マインドに焦点をあてるという撮り方に当初からこだわってきたそうです。「心を持った“人”」を映像の中心に置く、という考え方は斬新に感じました。

「それができるのが、映像の良さでしょ?」

言われてみれば、確かにその通りです。聞いて納得、それ以上に見て納得。人の表情はごまかしがききません。西川社長がそう思うようになったきっかけは、とある大手楽器メーカーのドキュメンタリー映像を上映したときまで遡ります。渾身のビデオを社内の研修で見てもらったところ、多くの社員が座席から立てなくなり、部屋からしばらく出られなくなったそうです。その光景を見たとき、感情の底に訴える映像は、涙を流すといった表層的なもので終わらず、本当に重いと「動けなくなる」ことを目の当たりにしたそうです。

このような映像づくりにこだわることを決めたものの、最初から経営は順風満帆、とはいかなかったそうです。お客様が感動する「真実の瞬間を撮りたい」というコンセプトを理解してくれる会社は、当時まだ少なかったのかもしれません。会社立ち上げ当初、これぞと感じたお客様に直接会いに行き「こういった映像がとりたい」と直談判して回ったそうです。素晴らしいサービスを実践している小売店から始まり、CS・ESに焦点をあてた時代を経て、いまは企業理念・風土を中心に見るようになった、と西川さんはおっしゃっていました。

「やる気の高い組織は、最終的に経営者につきる」

その信念がDO IT! ビデオシリーズや各種セミナーにあふれています。やらされている組織かどうかは、経営者が本気であるかどうかで決まる、ともおっしゃっていました。

ただ、私が映像を見て一貫して感じるのは、むしろ現場社員に対する温かい目線です。経営者へのインタビューだけに終わらず、どの映像媒体にも必ず社員の本音・感情の動きが入っています。

「その人の個性が仕事で発揮されて、やりたいことばかりではないかもしれないけど、しごとで直面する困難を乗り越えていく瞬間をとりたい」

西川さんは、やる気の高い組織は経営者につきるといいつつ、経営者だけ見るのではなく、本当に現場が好き
な人だな、とつくづく感じます。

「仕事はおもしろくないものという考え方にとても違和感を覚える」
「どうせ一日8時間とか働くのであれば、自分らしく働くことで幸せを感じてほしい」
「自分の時間を売っているかのごとく働いているのは健全とはいえないでしょ」

そういった言葉が次々に飛び出してきます。ブロックスさんが撮る映像からは「いきいきと働くとはなにか」考えさせられるメッセージが、雨あられのように降り注ぎます。その根底に、上記のような考え方が流れていることに今更ながら気づきました。

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まだまだ書きたいことはたくさんありますが、ここで学生さんの感想に移りたいと思います。

=========== ここから ==========

<株式会社 BLOCKSを訪問しての感想文>
立命館アジア太平洋大学 玉山静香さん

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私がBLOCKSさんを訪問させていただいて、抱いた感想が4点あります。

まず、第1に、事業内容が素晴らしく、社会的に意義のある事業をされていると感じました。

特にBLOCKSさん側がいいと思う会社の魅力を映像で伝えるDo it!の制作事業は素晴らしいと思いました。この事業は、ほぼ全額BLOCK側の資金で製作されているということでした。BLOCKSさん側が映像にする企業を選んで、会社のPRのみに陥ることもないです。本当にすばらしい企業だけを厳選し、顧客である視聴者に対して、真に有益な情報を届けることができると感じました。

次に、社員の方が人に対してとても誠実だと感じました。

これは、訪問者である私たち一行に関してもそうですし、社長の社員の方に対する振る舞いもそうでした。そして社員の方も、会社についてのインタビューについて語って下ったさったとき、「先輩方に感謝している。私も後輩に還元していきたい」ということを何回もおっしゃっていて、社内の人間関係は尊敬する―されるの関係でつながっているのであろうと感じました。こんな人たちと一緒に働きたいと思わせてくれるような人たちでした。

3つ目に、社長が言っていた言葉で「素晴らしい会社には、制度などよりも、トップは何を考えているのかが大事お金の好きなトップなのか、人のことを大事にするトップなのか、それだけで企業の在り方はかわってくる。」といったようなお話をされていたのですが、それがとても印象に残りました。

そして、素晴らしい企業には共通して、「大いなる安心感の中で、家族的経営・人の成長を第一に考える経営」があるということでした。そして、さらに社長はDo it!事業を通してその哲学を学び、それを実際に経営でもそれを生かされているのではないかと思いました。このことは、社長が目指す企業の在り方を問われた際に「従業員がその人らしく、幸せに働く会社を目指している。」という発言から読み取れます。

最後に、学生にもっとBLOCKSさんやDo it!で映像化される企業を知ってもらい、多くの学生がそこを志望していくようになったらよいのにと思いました。

BLOCKSさんは当初私が期待した以上に素晴らしい会社でした。(失礼なことを言ってごめんなさい)ただ、就職活動を経験してきた身として、BLOCKSさんは学生からの認知度は、大手の企業に比べては多くはないと感じています。そんな状況の中で私はこの状況を改善し、BLOCKSさんをはじめ、Do it!で紹介している企業のよさを学生に伝えていきたいと感じました。

そしてそれは、それが日本の企業の進歩にもつながると考えます。
今の現状として、人を人として扱わないような企業が就職活動の人気企業に上がり、求職者に困らない、そんな状況があると思います。しかし、このままでは企業は自らの体質を変えようとはしないと思います。しかし、私たち就職活動生が「よい企業を選ぶ」ことによって、企業は良い人材をとるために、「良い企業」を真似したり、また自らを改善していこうという企業が増えると思うからです。
そういった意味でも、私たちは「良い企業」を選択することに努めるべきだと思います。

=========== ここまで ==========

企業の良さを広く伝えることは、日本の企業の進歩につながる、という言葉がずしりと響きます。「良い企業」を増やすために何が必要か、しずかさんのレポートの端々にヒントが散りばめられていると感じました。

さて、ブロックスさんで働く社員のみなさんは、どういった仕事をしているのでしょうか。西川さんに引き続き、入社9年目の綾部さんへのインタビューです。

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綾部さんはブロックスさんの会社説明会で「バグジー」さんを取り上げたビデオを見ました。会社説明会で映像を見て大号泣してしまったそうです。こんな会社ほかにない、思い込みかもしれないけどそう思っちゃったことが、入社するきっかけになりました。そのころ綾部さんは芸術系の大学に通いつつ映像を取り扱っていて、かつ町おこしを支援する学科に在籍されていました。私は勝手に、そういった背景もあって、元々興味関心のアンテナが高かったからこその大号泣なんだろうな、と思いました。綾部さん自身、今までやってきたことが活かせる、と直感したそうです。

この会社には、こだわりが強い人・ある意味あくが強い人がたくさんいる、と綾部さんはおっしゃっています。ただ一貫して、お客様にとっていいのか、という視点は全員徹底的に考えると言います。

「やりがいを感じるときはどんなときですか?」と聞いたところ、

「企画を考えて・お客様と打ち合わせているとき、
こちらで考えていることがうまくお客様に伝わったときはうれしい」


と返事が返ってきました。全員が責任をもって動いていて、気持ち的に負担を感じることも少なくないそうです。一方任されているからこそ、お客さまに喜んでもらえたときに仕事の楽しさを人一倍感じる、とおっしゃっていました。

また、綾部さんは「好きにやっていいよ」と言われた仕事をやり遂げたとき、できた感・やった感に加えて、後でいろんな人に支えられていたことに気づくことが多いと言います。前者は即効性のある達成感を伴う喜び、後者は後からじわじわと感じる感謝の気持ちを伴った喜び。この会社に入って、永続的に続く会社を継続的に見ていきたい、そういった会社にずっと関わっていきたいという気持ちが強くなってきたそうです。

いまかなえたい夢はなんですか?と聞いたところ、

「新しい人が入ってきたら一緒に働きたい」

とのこと。最初の3年間、お客様にも会社にも貢献できていないと感じる自分がいて、悪循環に陥っていたそうです。ただ、そういった時代を乗り越えてこそ、今の状態がベストかわからないけど、仕事が充実している・会社に貢献したいという気持ちが強くなっている、と言います。

いいことばかりではなく、休みが取りにくいといった課題はあるとのこと。一方で入社した当初から比べると、中堅どころの社員が増えて、まとまり感もでているそうです。これから働く人には、何よりも「自分の幸せは何なのか」考えてほしい、とおっしゃっていました。入社して環境が変わったら何が幸せか変化することも当然だけど「働いていて楽しい」と感じられる人と一緒に働きたい、ということでした。

映像が好きで、何よりも人の心の動きに興味関心を持っている人には向いている仕事だと感じました。
ただ、これは西川社長もおっしゃっていたことですが、比較的その人の個性を活かしつつ好きに仕事ができる一方で、「感謝の気持ち・人の役に立つという気持ち」を強く持っている人でないと続かないかもしれない、と綾部さんは言います。

近々マイナビで社員の採用を予定しているそうです。西川さんいわく、専門知識の有無よりも、

いろんなことに共感する能力を持っている人

がほしいそうです。

これから、映像づくりという枠を超えて、働く喜びの創造に取り組もうとしているブロックスさん。予定調和よりも意外性を楽しみたい人、働く喜びより多くの人に感じてもらう活動に関わりたい人、エネルギーを出し惜しみせず、自ら主体的に行動することを楽しめる人。ぜひ検討してみてください。

blocksvision.png


【ブロックスビジョン動画 YouTube】
http://www.youtube.com/watch?v=lQN5SfRvTro

ブランディングセンター 宮崎
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テーマ:企業経営 - ジャンル:ビジネス

  1. 2012/11/29(木) 07:30:00|
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