「応援したい会社」プロジェクト

社会に必要とされる「応援したい会社」と「働くことで成長したい若者」をつなぐ。

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「応援したい会社」訪問記Vol.9 【株式会社JMA】 ~渋谷センター街のど真ん中にあるマーケティングリサーチ会社~

ジャパン・マーケティング・エージェンシーさん探訪

3000人の社会人から教えてもらった「応援したい会社」のなかから、「この会社に話をきいてみたいな!」とメンバーが感じた会社を訪問しています。

「応援したい会社」9社目は、渋谷センター街のど真ん中に本社がある株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー(JMA)というマーケティングリサーチの会社です。「渋谷の真ん中に本社がある」ことにこだわりを持たれています。下はエレベーターの中にあった案内図。常に時代の先端と触れ合っていられそうなロケーションですよね。

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JMAさんは、飲料や食品、バス・トイレタリーなどの商品開発のマーケティングサポートをしています。「商品開発」というキーワードに興味を持つ学生さんや若い方は多いのではないでしょうか。実際にどんな事業をしていて、どんな仕事をしているのか、お話をうかがってきました。

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<基本情報>
会社名   株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー(JMA)
所在地   東京都渋谷区
創業    1968年4月
設立    1975年7月
従業員数  約80名(男女比半々程度)
事業内容  マーケティングリサーチ
      (飲料や食品、バス・トイレタリーなどの
       商品開発のマーケティングサポートなど)
URL    http://www.jma-net.com/

<「応援したい」会社情報(アンケートの結果情報)>

この会社の良さ 
「社員がイキイキと働いている、お客様の立場にたって考えてくれる、
 チームワークがいい、オープンな社風」


<訪問記(2012年11月1日)>

東京都渋谷区にある株式会社JMAの経営者・澁野一彦さんと、人事総務担当の後藤さんのところに、日本大学3年生の黒木ゆう子さんとプロジェクトメンバーの谷田、與良で訪問してきました。

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今という時代、モノやサービスが溢れた差別化が難しい状態にあり、日本国内の市場は全般的に落ちていますが、その中でマーケティングリサーチ市場は伸びている珍しい市場(1500億円程度)だと、澁野さんはいいます。それは、お客様(大手企業の調査部やマーケティング部など)からの大きな期待の表れだといいます。

ただ、この市場調査という業務はお客様が自前でやろうと思えばできることだともいいます。

JMAとしては、自前にはない価値として「加工力」「編集力」という専門性と、毎年600ケースのコンシューマー調査から生まれる「洞察力」「分析力」を強みとして磨き込んでいこうとしています。

業界的には、WEBリサーチ会社(インターネット調査)が台頭してきており、価格競争が激しくなってきています。

そういう環境のなかで差異化を図るために、JMAさんは地に足ついた「リアル」の調査(グループインタビューや家庭訪問、フィールドワークなど)に力を入れています。例えば「リテールラボ」という調査手法。店舗と全く同じ状態をつくり、陳列も同じにして、お金まで払ってもらうところまで再現します。これからもお客様のニーズによって、調査手法はどんどん進化していくだろうとのことです。

さて、市場調査の醍醐味とは何なのか、聞いてみました。

「生活者の情報が取れること」

だと澁野さんは言います。

リサーチャーには、ITツールの使い方や分析の手法よりも、「歴史学」や「社会学」「心理学」などの知識が生きてくるといいます。様々な手法で集めた情報を、リサーチャーの知識や経験をもとに洞察・分析していくため、リサーチ結果は、担当者オリジナルになってきます。相当裁量が大きそうな仕事です。

「この仕事が好きな人にとっては、時間を忘れるほど楽しいですよ。」

澁野さんはいいます。

ただ、結構大変な仕事だともおっしゃいました。
物理的に時間もかかるし、何よりも、自分の頭で捻り出さなければならない。
24時間ずっと考え続けることもある。

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自分のスタイルを確立し、それを磨き込む職種。
そういう意味で、リサーチャーは「職人」といえそうです。

「優秀なリサーチャーは、もはや「伝統工芸」ですよ」

澁野さんは笑いながらおっしゃいました。

そして、リサーチャーにとって一番重要な力は

「課題をつかむ力」「目的を設定する力」

だといいます。

ここをしっかりと最初の段階でお客様と合意できるかどうかで仕事の質が決まってくる。
そのためには、実際に会って話すことが大事だと考えています。

しかし、最近はメールでやり取りする人が増えていることを心配していて、

「お客様のところに行けっ」

と社内でよく声をかけているとのことです。


「モデレーター」というグループインタビューの進行役も面白そうな仕事です。

この職種は女性が多いとのことです。
取り扱っているものが生活に関わる商品なので、生活者視点が大事なのでしょう。

結婚などで退職した女性が、嘱託(正社員としては会社を辞め、別途契約して入社)として働き続けているケースも多いとのことです。

「レポーター」という家庭訪問をする仕事も、同じように女性が活躍しています。
60代、70代の方も多数活躍しています。

女性にとっては「力と経験」を持てておけば、復職しやすい業種・職種なようですね。

こちらもまさに「職人」ですよね。

さてそろそろ、ここで学生さんの感想に移りたいと思います。

=========== ここから ==========

【株式会社JMAさんを訪問してみての感想】 
日本大学文理学部三年 黒木ゆう子

先日私は株式会社JMA(ジャパン・マーケティング・エージェンシー)さんを訪問させていただきました。

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以下は就職活動をする学生目線で見た会社訪問の感想です。このレポートを読んで多くの学生の皆さんが「知られていないけどいい会社」に興味を持っていただけたら嬉しいです。

今回株式会社JMAさんを訪問させていただいて特に印象的だったことが三点あります。

「女性が働きやすい職場」
就職活動を控えた女子学生にとって「退職後もまた働ける会社」というのは会社を探すうえで大きな割合を占めているのではないでしょうか。「生活者=女性」といわれるようにマーケティングリサーチでの対象は女性が多いそうです。そのためJMAさんで働くインタビュアーの方も女性が多く、長年経験を積んだ方々が働いています。また出産や育児等で退社した場合もマーケティングリサーチの経験を持っている方は再雇用しているそうです。会社としても腕のある人材は重宝しているそうです。以上のようにJMAさんでは女性が働きやすい環境が整っており、とても魅力的な会社だと感じました。

「仕事の能力は経験で培われていく」
社長ご自身の人生経験談で「最初はその仕事が嫌でも、毎日その仕事に向き合っていくうちに自分が仕事にすり寄っていくのを感じた。」とお聞きしました。「どう働きたいか」「何のために働くのか」と考えることはハタモクに参加してみて大切だと学びました。しかしそれ以上に、どんな仕事であっても根気を持って取り組むことは大切なのだと感じました。

「どんな人と働きたいか」
社長の人柄がとても良かったことがとても印象に残っています。もし私がJMAさんの社員なら、社長のために頑張ろう!と思えるほど人当たりの良い方だった印象があります。社会人の方がどんな学生と働きたいのかを考えるのと同じように、私たち学生もどんな社員の方々と働きたいのか考えることも大切だと感じました。

[最後に]
JMAさんのように素晴らしい会社がまだまだ沢山あるのにもかかわらず、私たち学生がその会社を知り得る手段が無いことが本当に残念です。
就職ナビサイトに掲載されている会社が果たして良い会社なのでしょうか。私たち就活生はこれからも型にはまった就職活動しかできないのでしょうか。今後学生が本当に働きたいと思えるいい会社を見つける仕組みができれば、今の就職活動も変わるのではないでしょうか。

=========== ここまで ==========

与えられた仕事に一生懸命取り組んでいくことで、その仕事ができるようになり、愛着がわいてくる。
澁野さんもそうやって今の仕事の経験を積み、経営者になったそうです。
前職ではアニメーションのカメラマンをしており、いまとは全く関係ありませんでした。
入社したころは「マーケ調査って何やるかも知らなかった」と笑いながらお答えになられてました(笑)。

「人生どうなるか、わからないよね」

澁野さんの一言がとても印象的でした。

さて、そんな澁野さんは、現在の課題をどう考えているのでしょうか。

「代表になってから15年が経ちます。当時30人くらいの組織で「マーケティングの職人」をつくりたいと言ってやってきましたが、現在の規模(80名)になるとそれが難しくなってきました。
分業が必要になってきて、チームで仕事をするようになってきました。
3-4年前からユニット制を導入してきましたが、まだまだ機能しているとは言い切れません。
リーダーがチームをまとめる時間がとれないと言ったり、逆に責任が分散してしまったり。
個人商店感覚がなかなか抜けません。
一方、最後は「1人」の仕事が多いという事実もあります。
責任感を持って、お客様を向いて仕事をしてほしいです。
ナレッジワーカーのマネジメントは難しいですね。」

4年前に人事担当として入社した後藤さんは、その課題を共有しながら、日々解決に向けて試行錯誤しています。

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組織を常に活性化させておくためにも、新しい人を採用していこうとしています。澁野さんはいいます。

「ステレオタイプじゃない人に来てほしい。ノウハウ本を読んでいる人とか、つまんないですよね。その人のバックボーンがあった方がいい。それは趣味でもいい。こだわりでもいい。そういうのがある人の方が、面白い人間だと思います。」

専門性で勝負している会社ではありますが、人を見極める際には、スキルなどだけではなさそうです。


では、事業面について、JMAの未来をどう考えているのでしょうか。

「これからの競争は、強みを伸ばしていくものとなります。
リアルな定性調査が伸びる市場として、「シニア・介護市場」に注目しています。
例えば、介護施設の評価とか、車いすの評価とか。
まだ世の中にないモノが沢山あると思っています。
実際に、その業界の協会に入ったり、障害者の方にインタビューなどをし始めています。
まずは社長自ら、その市場を知っていくことが大事だと感じ、私から動き始めました。
ただ、まだなかなかお金につながらないんですけどね。」

社長自ら先陣を切る

すばらしいなと思いました。
自分たちがこれから向かおうとしている方向がみえることは、社員さんに安心感を与えているのではないでしょうか。

最後になりますが、澁野さんはこんなこともおっしゃっていました。

「会社は、社員に辞めないでほしいのはもちろんだけど、そうならざるを得ない時もある。それが双方にとって最善な場合もある。クライアントに評価される仕事だけにとてもつらい時もあるし、自分に合った別の道を探すほうが本人にとって幸せな時ですらある。「人を大切にするとは何か」を考えて欲しいです。」

これは、経営者としての考え方(経営の価値観)です。
経営の価値観を理解したうえで、一緒に働くのか、そうでないのかは、その場所(会社)でいきいきと働けるか、幸せになれるかに大きな影響を与えると思います。


決して楽ではないけれど、好きな人には、楽しくて仕方ない仕事って、結構あると思います。

1人ひとりの個性が輝いたマーケティング職人集団として、日本企業をもっともっと元気にしてほしいなと思いました。

與良昌浩


追伸:JMAさんは、上記の価値観に共感してくれる方を求めています。
   「フィールドワーク」という職種で社員募集をされているとのことです。
   第二新卒や既卒の方で興味をもたれた方がいれば、ちょっとみてみて
   はいかがですか。
   「マーケティングリサーチって、面白そう」って感じてもらえる
   若い人たちを増やしたい。それがJMAさんの思いのひとつです。

jmafield.png
http://www.jma-net.com/wp/recruit/

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テーマ:企業経営 - ジャンル:ビジネス

  1. 2012/11/22(木) 07:30:00|
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