「応援したい会社」プロジェクト

社会に必要とされる「応援したい会社」と「働くことで成長したい若者」をつなぐ。

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「応援したい会社」訪問記Vol.3~事業詳細~ 【 株式会社アルケア 】

3000人の社会人から教えてもらった「応援したい会社」のなかから、「この会社に話をきいてみたいな!」とメンバーが感じた会社を訪問しています。

患者の立場に立った製品開発を徹底してシェアナンバーワン製品をつくり続けてきた「アルケア株式会社」さんの“事業詳細”レポートを、同行したプロジェクトメンバーの谷田が書いてくれました。

今回は、大学生と一緒に、採用担当をされている有馬さんにお話をお伺いしてきました。

※既にリリース済みの学生感想が入ったレポートはこちらです。
 http://ouenshitaikaisha.blog.fc2.com/blog-entry-10.html

<基本情報>
会社名   アルケア株式会社
所在地   東京都墨田区
設立    1973年5月
従業員数  340人(正社員)
事業内容  メディカルケア、ホームヘルスケア、スポーツ&セルフケア用品の開発並びに製造・販売、輸出入
URL     http://www.alcare.co.jp/index.shtml

<「応援したい」会社情報(アンケートの結果情報)>
この会社の関係性 : 得意先(アルケア社の仕入先・業者様からご回答いただきました)
応援したい度  : 4.5
この会社の良さ 
「技術力の高さ。大企業ではなく日本一の中堅企業を目指す姿。」

アルケアさん探訪

降り立った錦糸町駅からはスカイツリーの上半分が見えます。土地勘があって地図は得意という学生の山田さんにつれられて、時間どおりアルケアさんに到着しました。

カスタマイズの必要なメディカルケアラインの商品群でブルーオーシャンを泳ぐ

会社の年齢は57歳。
医療従事者向けに、医療機器・装具などの研究開発から商品企画、生産、販売までを自社で一貫して手がけているアルケア社。ギプスで培った装具や素材の技術・ノウハウを生かして、リハビリや在宅ケアのためのサポーターやプロテクター、人工肛門用の装具をはじめとする医療用品分野でカテゴリーのトップを走っています。
とくに個人対応の必要な装具類は、患者さんとのコミュニケーションと多品種少量生産の体制が必要なために、大手が参入しにくい分野。一度採用されると使い続けられる傾向が強く、40年間変わらず売れ続けるという無人の荒野をゆく商品もあるそうです。

QOL(クオリティ・オブ・ライフ)は、患者とその家族に寄り添うこと

アルケアさんの手がける商品をさかのぼると胸に迫るような生い立ちをもつものもあります。たとえば昭和40年にがんセンターの婦長さんからの依頼でつくった国産第一号の人工肛門用装具。がん手術後のケア用品が未発達で、まだQOLという概念もない時代には、闘病する患者さんが毎日のケアだけで心身ともに疲れきってしまい、命を絶つことも少なくなかったそうです。

病院での治療の先には在宅でのケアがあります。そこまでサポートする社会的な受け皿がなければ、患者さんは生きることを喜べない。それは今日でも同じです。そんな現実を当事者として引き受けて会社をつくってきた歴史がアルケア社にはあります。

ギプスひとつをとっても、それが必要とされる状況をさまざまに想定して研究開発が続けられています。たとえば、水がなくても可視光で固まるギプス。商品ができ上がったのが東日本大震災の直前で、医療環境の整わない悪条件の被災地での治療を助けました。

共有する価値観は「鬼手仏心」、相反するものを両立させる

アルケアさんの商品は、医薬品と同じように販路である医療機関を通じて患者さんの手に渡ります。医療従事者に対しては機能と品質の要求に応えるものを、患者さんに対してはよりよい生活の支えになるものを。それを実現する商品を開発するために、アルケアさんは医療関係者とのコミュニケーションだけではなく、患者会のような場をつくって利用者の意見を聞き、いろいろな支援をしています。患者さんをひとりにしないで、無料で相談にのったり患者さん同士が情報交換したり、そういう場があることが患者さんの社会復帰を助けるのだという使命感があるのです。(山田さんの図参照)

弱者に対する思いを大事にする、それがアルケアのDNAだと人事部の有馬さんは語ります。経営の哲学は「鬼手仏心」。患者を助けるためにメスを入れるという意味のこの言葉は、会社が持続していくために財務体質や技術力、生産性を高めていくこと(利益)と、社会から信頼され社員が豊かに成長していくこと(人間性)の両面をあわせもつ努力をしよう、という会社のDNAたる価値観でもあります。

DNAを持ち続けていくためにやっていること

こういう話をしてくださった有馬さんは、前職を通じて知ったアルケア社に惹かれて6年前に転職してきたそうです。その良さを守っていくために、採用時の価値合わせをする基準として挙げてくださったポイントは3つ。
1.弱者に対する思いが根底にあること
2.医療は日進月歩でつねに高いレベルが求められるため勉強し続ける姿勢があること
3.患者さんの立場でものを考えるために自分自身を客観視できること
とくに1はごまかしのきかない部分で、この仕事に対する意味を感じられない人には向かないから、その点では「誰にとってもいい会社ではない」と有馬さんは言います。
社長も裏表のない人柄で、面接ではその人のために「君はこっちのほうがいいよ」と他社をすすめたりするのだそうです。

有馬さんによると、採用選考のプロセスは「花を育てるイメージ」という独特の表現でした。
まず、その人の「土壌」をみる。会社に合うかどうかの素地の確認です。弱者を思いやれるか、利益と社会性のバランス感覚、そもそもの在り方(個性、姿勢)など。その土壌さえあれば「あとはちょっと水をあげるだけ。うちのビジネスの価値を事あるごとに伝えていく」というのが育成のスタンスです。
その意味で、風土としていいところは「人をあきらめない」こと。仮に、あるポジションでパフォーマンスが上がらなくても、ローテーションや学習支援などの手を尽くして辛抱強く花開くのを待つといいます。

このへんから話は「現実として問題のない会社はない」の領域に入り、どんな組織にもある悩みがぽろり。当然、いい話ばかりではないわけですが、それは、どうすればもっと良くしていけるだろうかという健全なモヤモヤであり、答えのないことへの取組みにつきもののゆらぎなのだと思えました。


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テーマ:■就職活動 - ジャンル:就職・お仕事

  1. 2012/10/09(火) 07:30:05|
  2. 「応援したい会社」訪問記
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